「ビレッジハウスにはどんなデメリットがあるの?」とお悩みではありませんか?
初期費用や家賃が安いビレッジハウスですが、その反面デメリットも存在します。
本記事では、ビレッジハウスのデメリットとメリット、実際の住人の声もあわせて紹介します。
ビレッジハウスに住むか悩んでいる方には必見の内容となっていますので、ぜひ続きをご覧ください。
ビレッジハウスのデメリット4選
ビレッジハウスには、以下のようなデメリットがあります。
- 築年数が古い
- お部屋の条件が限定的
- 治安が悪い物件もある
- 2年以内に解約すると違約金がかかる
築年数が古い
ビレッジハウスは、雇用促進住宅として昔に建てられた物件であるため、築年数が古い物件が多いのが特徴です。
築年数が古いと経年劣化による設備関係のトラブルが発生することがあります。
また、エレベーターやオートロックといった設備がない物件がほとんどなので注意してください。
ただ、ほとんどの物件はリノベーションされているため、外観やお部屋自体は綺麗になっています。
お部屋の条件が限定的
古い建物が多いこともそうですが、物件数が限られており、お部屋の条件も限定的になっています。
たとえば、東京都の八王子市の物件を検索すると下記の物件しかでてきません。
全国47都道府県に物件はあるものの、民間の賃貸マンションやアパートの数と比較すると、まだまだ建物も部屋数も少ないです。
そのため、希望の駅周辺のエリアではビレッジハウスのお部屋が無い場合もあります。
治安が悪い物件もある
ビレッジハウスの物件には、治安が悪いところも存在します。
ただ土地の治安が悪いことがそもそもの要因であることがほとんどのため、「ビレッジハウス=治安が悪い」というわけではありません。
家族連れの方や女性の方も住んでいるため、安心して暮らせる地域もあります。
しかし、入居前には周辺環境を調べるなどして、確認するようにしましょう。
2年以内に解約すると違約金がかかる
ビレッジハウスの賃貸物件は短期間での解約の場合、違約金が賃料の2~3か月分が発生するのはデメリットと言えます。
ビレッジハウスの賃貸物件は敷金・礼金無しになっている代わりに以下の違約金が発生します。
- 1年未満の解約:賃料3か月分
- 2年未満の解約:賃料2か月分
ただし、もともとの初期費用が安いため、入居後に仕事の都合等で短期で解約をすることになったとしても、トータルの支払い費用はそこまで痛手にはなりません。
また、短期解約の違約金はビレッジハウス以外の敷金・礼金無しの一般の賃貸マンションでも同様に必要となります。
ビレッジハウスのメリット5選
ビレッジハウスには、デメリットもある一方で多くのメリットがあります。
- 初期費用が格安
- 毎月の家賃も安い
- 入居審査が優しい
- リノベーション物件は綺麗
- 契約特典がある
初期費用が格安
ビレッジハウスは、一般的な賃貸住宅よりも初期費用が安いことが魅力の一つです。
一般的な賃貸住宅の初期費用は、敷金・礼金・保証金などで数か月分の家賃が必要となりますが、ビレッジハウスでは、敷金や礼金が不要で、保証人も必要ありません。そのため、初期費用が安く抑えられるのがメリットです。
ビレッジハウスの賃貸物件と民間の賃貸マンションを契約する場合の初期費用の一例を紹介します。
▼家賃30,000円の場合の初期費用比較
項目 | 民間の賃貸 | ビレッジハウス |
---|---|---|
契約開始月の日割り家賃(1ヶ月30日計算、共益費込み) ※15日の入居の場合 | 15,000円 | 15,000円 |
翌月分の家賃(共益費込み) | 30,000円 | 30,000円 |
礼金 | 30,000円 | ー |
火災保険料:(2年間分) | 20,000円 | 10,000円 |
家賃保証会社の保証料(1年毎に更新保証料10,000円も別途要) | 20,000円 | ー |
鍵交換費用 | 16,500円 | ー |
24時間入居サポート費用 (2年間分) | 16,500円 | ー |
消臭除菌・害虫駆除費用 | 22,000円 | ー |
仲介手数料(賃料の1か月分+税) | 33,000円 | ー |
初期費用の合計金額(当月分日割り家賃、翌月分家賃含む) | 203,000円 | 55,000円 |
上の表からビレッジハウスの初期費用がどれだけ安いかわかると思います。
ビレッジハウスの初期費用と比較すると初期費用の総額で、約15万円の差がでてきます。
ビレッジハウスではさらに”家賃のフリーレントの特典”と”入居サポート”の3万円の特典が受けれます。
民間の賃貸マンションの場合、ビレッジハウスのような入居特典はほとんどありません。
毎月の家賃も安い
ビレッジハウスの家賃は、一般的な賃貸住宅よりも格安です。
レッジハウスの物件は家賃が非常に安いです。例として下記の条件で家賃を比較してみます。
- 物件の条件
- 地域:埼玉県のさいたま市
部屋:3DK
その他:駅から徒歩で約20分
- ビレッジハウス:53,000円~
- 通常の物件:77,000円~
同じ条件であっても2万程度安く借りることができます。年間で考えると約25万もの差です。固定費として大きな負担となる家賃が抑えられると生活も少し楽になります。
入居審査が優しい
ビレッジハウスでは、入居審査が一般的な賃貸住宅よりも優しいというメリットがあります。
一般的な賃貸住宅では、収入や保証人、職場などを審査され、審査に落ちてしまうこともありますが、ビレッジハウスでは収入が安定していない人や学生・主婦でも入居できます。
またビレッジハウスでは連帯保証人の契約が不要となっています。また、ビレッジハウス独自の入居審査を設けており、家賃保証会社との契約も不要です。
そのため、保証会社の審査に通らない外国人留学生、外国籍の方や高齢者、生活保護を受給されている方の入居も受け付けています。
さらに民間の賃貸物件で入居審査に落ちた方も入居契約できますので、ビレッジハウスはとてもおすすめです。
リノベーション物件は綺麗
ビレッジハウスは築年数が古いとのデメリットを紹介しましたが、お部屋はリノベーションされていて綺麗な物件が多いです。
上記はビレッジハウスの物件の1つですが、お部屋も外観も非常に綺麗であることがわかります。
「いくら家賃や初期費用が安くてもボロボロの物件には住みたくない」という方にも、ビレッジハウスはおすすめできます。
契約特典がある
現在ビレッジハウスでは、ご契約特典として最大30,000円分の引っ越しサポートのキャンペーンを実施しています。
さらに、フリーレントや引っ越し割引のクーポン、サカイ引越センターの割引までついています。
- フリーレント:1か月
- 引っ越し割引クーポン:単身者3,000円・ファミリー5,000円割引
- 引っ越し割引:基本料金20%OFF・段ボールやハンガーケース無料
本キャンペーンは、今だけなので引っ越しを考えている方は、早めに申し込みをしましょう。
ビレッジハウス公式サイトへ
ビレッジハウスの口コミ・評判
SNSからビレッジハウスに関する素直な感想を集めています。
#ビレッジハウス って汚いとかやばいという口コミが多いし、確かに一理ある。でも、それだけじゃないよ。公営住宅と同じつくりで広いし、日当たりや風通し、眺望もいいし審査もゆるい。特に #生活保護 の住宅扶助範囲内で住めるお部屋の中では、いい条件じゃないかなぁ。
— 陽子 (@yoko_spmsg) October 25, 2021
今住んでる所はビレッジハウス
— あくび(シンママ) (@1111akubi) January 14, 2023
当番とかない
階段掃除は1日アルバイト?みたいにしたかったらしてもいい(しなくてもいい)
回覧板もなし
超いいじゃん、やっぱりここで頑張ろう
ビレッジハウス(旧雇用促進住宅)を知ってるか?
— 相談に乗っている桜井🌺 (@sakurai7715) April 19, 2020
敷金・礼金・仲介手数料・更新料・保証人が不要で、日本全国にあり、部屋は1万円台からあるぞ。
国が建てた鉄筋コンクリートの団地だから建物もしっかりしていて地震や台風にも強い。
民間よりも遥かに安いので節約したい人は検討してみるといいよ。 pic.twitter.com/ekZYVTQGpJ
私は身内等、頼れる人が1人もいなく全てが嫌になり心機一転、単身、県外に引越しました。理由は違いますが過去いろいろありまして賃貸契約が全く出来ずに困ってました😭いろいろ調べ「UR賃貸」「ビレッジハウス」であれば契約可能となりました。(凄いボロですが)
— Yas.K (@Yas_K0024) January 10, 2023
ビレッジハウスに住んでますが、ルームシェア等もできる広さの部屋もあり、外国人の方も多く住まれているようで(私の住んでるところも何人か住んでるようです)、そのせいで外国人なのかも?
— 座間 祥 (@ZzZmsh) January 10, 2023
昔の団地等をリホームしているようなので、中身は悪くはないですよ。
ただ位置情報はなぜなんでしょうね。
いい口コミも悪い口コミもありますが、どんなものであっても良い面・悪い面があります。
ビレッジハウスには初期費用や家賃が安いという魅力もあるので、できるだけ家賃を抑えたい方にはピッタリの物件です。
まとめ
本記事ではビレッジハウスのデメリットとメリットについて紹介しました。
また実際に住んでいる方々の素直な口コミについても紹介したので、どんな良さや悪さがあるのか理解いただけたかと思います。
物件を選ぶ際には、それぞれの条件やニーズに合わせて最適なものを選ぶことが大切です。
ビレッジハウスは安く住める魅力的な物件ですが、デメリットもあることを知っておくことで、より良い物件選びができるはずです。
本記事を読んで、ビレッジハウスに興味を持った方は、ぜひWebサイトから気になる物件を探してみてください。きっとあなたにぴったりの物件が見つかるはずです。
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